
目次
シブレー500かアスガルド19.6か、あなたが思い出を作るならどっち?
こんにちは!
「テントの販売から修理、
グランドシート迄作ってしまう
テントの専門家」
m e n d の西澤康一です!
お問い合わせはコチラ迄!
またはInstagramのDMでもお気軽にどうぞ ▶ @mend_tent
【1】はじめに|コットンベルテントで迷っているあなたへ
コットンベルテントといえば、
まず名前が挙がるのがノルディスクの「アスガルド」。
うちでは今キャンバスキャンプという
ベルギーのメーカーの
コットンテント
「シブレー」シリーズを販売しているのですが、
この「シブレー」は
「根強いファン」が多く
購入いただくと長くお使いいただく方が
とても多いテントです。
この2つのテントに関しては
「違い」や「どっちがいい?」かなど
お問合わせをたくさんいただきます。
この記事では、
両方を販売してきた立場から、
テントの構造・機能・メリットデメリット・どちらがオススメか?など徹底的に比較します。
どちらも間違いのない選択ですが、
「あなたのスタイルにはどちらが合うのか?」
を探っていけたらと思います。
【2】ブランドの物語:テントに宿る哲学
🛠 CanvasCamp|ベルギーの職人魂と“進化するクラシック”
キャンバスキャンプは、
軍用・救援用テントのノウハウをベースにした
ベルギー発のブランド。
本物志向のプロから信頼される性能と、
クラシックなベルテントを
“現代仕様に進化”させる
クラフトマンシップ
が特徴です。
🔹 私の実感:
シブレーは実直で頑丈な作り
に加えて機能面での
改善を常に更新している
というイメージです。
生地厚フロア厚を変えたり、
サイズ展開を増やしたり。
シブレーはグランピング施設での
採用率が高いのも特徴です。
グランピング施設の担当者様からお聞きしたことがあるのは
「生地が厚くて頑丈」
「夜明りを付けたときの質感が素晴らしい」
「レインカバーがあるからカビが生えにくい」
ということでした。
3つ目は常設施設ならではですが、
乾燥が楽なのはマンションにお住まいの方だと
助かりますよね。
夜の質感については
ランタンの光が当たるときの
影の出方がコットン100%とポリコットンでは違うので
それを感じられたのだと思います。
さすが!だと思いました。
🧣 Nordisk|北欧デザイン×キャンプカルチャーの象徴
ノルディスクは、
北欧デンマークを拠点とする人気ブランド。
シンプルで美しいデザインと、
軽やかな“アウトドアライフ”
を象徴する世界観が魅力です。
🔹 販売当時の印象:
「一目ぼれ」というお客様が
とにかく多かったのがアスガルド。
これは前身のNANDO(ナンド)
のころから同じですね。
私も当時のSIOUX(スー)【今のアルフェイム】
を見たときにかっこよすぎて
衝撃を受けたのを覚えています。
価格的に厳しくて
当時は変えなかったんですけどね・・・
【3】デザイン・構造の違い
比較項目 | シブレー500プロテック | アスガルド19.6 |
---|---|---|
形状 / 直径 | 11角形 / 500cm | 12角形 / 500cm |
天井高(中央) | 300cm | 300cm |
重さ |
約40kg (フライ、フロア、ポールが別収納) |
約33kg (フライと別売りのフロアを合わせた重量です) |
出入口高 / ドア巾 | 175 cm / 220cm | 160cm / 200cm |
サイドウォール高 | 60 cm | 85 cm |
床面積 | 約 19.6㎡ | 約 19.6㎡ |
広さはほぼ同じですね。
重さはコットン100%のシブレーは重いですね。
ただこれも2年ほど前から
収納が3つに分かれて、1つ1つは小さく軽くなりました。
このころから
「女性でも運搬が苦になりませんでした」
といった感想をいただくようになりました。
出入口高さはシブレーが15cmほど高いので
男性でも出入りしやすいのはシブレーですね。
【4】機能性・素材の違い
比較項目 | シブレー500プロテック | アスガルド19.6 |
---|---|---|
生地素材 | コットン100% |
TC(ポリエステル65% / コットン35%) |
耐水性 | 撥水加工 | 撥水加工 |
付属品 | ペグ、ロープ | ペグ、ロープ |
薪ストーブポート | 1部あり(※シブレー500のみ標準装備) | なし |
アップグレード性 | 別売)レインカバー(各サイズ)・ショートガイポールなどあり | 雰囲気を損ねない純正スタイルが基本 |
収納サイズ |
フライ 78 × 39 × 28 cm フロア 78 x 39 x 15 cm ポール 78 × 39 × 28 cm |
フライ 116 × 42 cm フロア 86 × 26 cm |
【5】それぞれのテントの特徴とは
⛺ シブレーの特長
-
360度メッシュで通気性が抜群。
- トラブルが少ない。常設設備でも採用
-
ショートガイポール(オプション)使用で狭いサイトでも張れる。
-
ペグ本数も少なく、雨天時でもサッと設営できる。
- オプションでレインカバーあり
🧭 アスガルドの特長
-
細かいパーツまでおしゃれ。
- 比較的コットンテントの中では軽い部類
-
サイドウォールが85cmあるので室内が広く感じる。
-
色が白っぽい=光がとおり室内が明るい。
機能面でいうとシブレーに
分があるかと思います。
まず360度メッシュ。
コットンテントが冬向きのテントだというのを
払拭したキャンバスキャンプ一押しの機能です。
最近は全面が上の方まで全開になるテントも
多いですが、
お座敷スタイルだと
丸見えは恥ずかしいという方も多いです。
下から60cmがメッシュにできるというのは
通気性とプライバシーという点で
「ちょうど良い」と思います。
あとはシブレーにはオプションで
テント用のレインカバーがあります。
これは正に雨の多い日本向けだなと感じた商品で
テントと同時購入が最も多い商品です。
全く濡れないわけではないですが、
乾燥は段違いに楽です。
またショートガイポールを使うと
狭いスペースで設営できるようになるので
これも規格の小さいサイトが
多い日本向きの機能だと思います。
【6】どっちが向いている?|タイプ別診断
✅ シブレーを選ぶべき人
-
通年キャンプをする人
-
雨濡れ対策が重要(オプションレインカバーあり)
-
火に強いコットン100%が欲しい
-
狭いサイトで使用したい(オプションガイポールあり)
-
できるだけキャンプ場でかぶりたくない!
✅ アスガルドを選ぶべき人
-
北欧テイストが好き
-
シロクマの映えを大事にしたい
-
冬キャンプがメイン
-
ブランドイメージや所有満足度が欲しい
【7】私がシブレーを推す理由
私自身、シブレー450(500よりちょっとだけ小さいモデル)
を実際に使ってきました。
450は後発モデルで発売当時
「これ要る?」と思ったのですが、
400と500の間のサイズがほしいという
ニーズが意外と多くてびっくりしました。
こういうとこに対応できるのも
キャンバスキャンプらしさ
だと思います。
アスガルド含め
ノルディスクのテントも販売していましたが、
ノルディスクのテントは既にたくさんのお店で販売されていて
うちが改めて売らなくてもいいかなと感じて、
「長く使って満足できるテント」
として最終的に選んだのはシブレーです。
-
メーカーの常に良いものを追い求める姿勢
-
作りの安心感
-
「レインカバー」※これは大きいです!
-
長く付き合える「道具」としての信頼感
こうした点が、日常から少し離れた時間を
豊かに、心穏やかに過ごすためには必要ではないかとおもました。
【8】まとめ
もちろんどちらも素晴らしいテントです。
当然スペックも選ぶうえで重要な要素です。
が・・・
大切なのは、
「あなたがキャンプをして楽しいのはどちらか」
かなぁと思います。
よく私が迷われているお客様には
「迷われているなら「好き」なほうを選んだ方が
後悔しないですよ!」
とお伝えしています。
これはほんとに重要なことで
価格やスペックなど様々ですが
「好き」なテントを選ぶのが
絶対にベストです。
気になることがあったら
お気軽にお問合せください!
【9】気になったら、まずはこちらから
今販売しているのはシブレーだけなので
リンクを載せてます。
良かったら一度見てくださいね。
お問合わせはコチラからどうぞ
✅ LINEでサイズ・仕様について相談してみる
また
テントの寿命を延ばし
快適にお使いいただくための
グランドシートは
ノルディスクに対応したものも
受注しています。
今までのオーダー例こちらに掲載しています。
掲載の無いモデルも製作できます。
仕様についてもお気軽にご相談ください!
またはInstagramのDMでもお気軽にどうぞ ▶ @mend_tent
製作者紹介
この商品は「ツクロイツナグアウトドア」をテーマに
キャンプギアの製造販売をしているmendが
1点1点製作させていただいております。
責任者の西澤康一と申します。
「ツクロイながら最後まで使い切る」をモットーに、
お気に入りの道具をメンテナンスしながら
最後まで使い切るためのお手伝いをさせていただきたいと思っています。
モノ(資源)を大切に使うことが、
今の子供たちが大人になった時に豊かな自然を残すことにつながると思っています。
将来もキャンプを楽しめる環境を残していきたいですね。