グランドキャニオンのインディアナ:修理のご依頼をいただきました

今回は、グランドキャニオンの「インディアナ8」というテントの修理をご依頼いただきました。

グランドキャニオンはノルディスクの姉妹ブランドで、ポリエステル製のテントを多く展開しています。

お客様からのご相談内容は、テントの角部分にガイロープで強いテンションがかかり縫い目が避けてしまったということでした。

キャンプ場は結構風が強かったり、突風が吹くこともあるので、こうしたトラブルは珍しいことではありません。

大切に使われているようで、破損個所以外はすごく生地の状態がよかったです。

おそらく乾燥や掃除をきちんとされているのだと思います。


修理の流れ

今回の修理では以下のプロセスで修理を勧めました。

  1. 継ぎ目の生地を補強
    縫い目から避けてしまったていたので、そこに丈夫な生地を当て、圧着~縫付で生地を補強。
  2. 差し込んで継ぐ
    補強した生地をほどいたステッチの箇所へ差し込み、できるだけ元の位置に合わせて縫い留める。
  3. 補強のステッチを追加
    これだけでは強度的に不安なので、ステッチを増やして更に補強を施しました。

修理後、仕上がりにお客様も満足していただけたようで、とても嬉しく思います。

まだ使用はされていないようなので、ご使用後また感想をお聞かせいただけると嬉しく思います。


お気に入りを「大切に長く使う」ことの大切さ

※小さい穴もありましたので類似色生地でリペアパッチを製作し、補修させていただきました。

お気に入りのキャンプギアを大切に長く使うことは、これからの時代においてますます重要になってくると思っています。。

環境への配慮が求められる今、使い捨てではなく修理を通じて愛着のあるギアを使い続けることは、サステナブルな選択でもあります。

アウトドアギアは単なる道具ではなく、キャンプの思い出を共に刻む「相棒」のような存在です。

そんなギアを修理してまた使い続けていただけるのは、私たちmendにとっても大変嬉しいことです。


まとめ

修理を通じて、ギアとの思い出をさらに深めていただけるお手伝いができれば幸いです。

これからも、お気に入りの道具を長く使う文化を広げていけるよう、サポートしていきます。

修理やメンテナンスについてお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!

ありがとうございました!