バスタブ型グランドシートは、ただ縫えば立ち上がるわけではありません!

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バスタブ型のグランドシートは、フチがきちんと立ち上がることで、その効果を発揮します。

雨水や泥の侵入を防いだり、お座敷スタイルで快適に過ごせたり。

きちんと立ち上がるかは大事なポイントです。

ただ、このフチの立ち上がり。

実際に作っていると、簡単にいかないケースが多々あります。

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たとえば、フチを立ち上げるためのパーツの取り付け方。

感覚的には、フチに対してきっちり直角に付けるのが良さそうに思えるのですが、実はそれだとうまく立ち上がりません。

特に、角の角度が鋭かったり、サイズが大きかったりすると、

フチが思った方向に起きなかったり、どこかに無理な力がかかってしまったり。

見た目にはそこまで違いが分からなくても、使ったときに「あれ?」と感じるような差が出ることがあります。

こういう部分は、図面だけではなかなか分からなくて、

実際に何枚も作っていく中で「この付け方だときれいに立ち上がるな」という感覚が少しずつ見えてきました。

そのため当店では、フチを立ち上げるためのパーツを取り付けるときに、

あえてほんの少しだけ内側に倒すようにして縫い付けています。

ほんのわずかですが、だいたい5mm〜10mmほど。

この「ほんの少し」が、フチの立ち上がり方にけっこう影響します。

しかも、この調整は毎回同じではありません。

角の形や、全体のサイズ、各辺のバランスを見ながら、

「このくらいがちょうどよさそうだな」と、その都度少しずつ変えています。

大きな違いではありませんし、ぱっと見て分かる部分でもありません。

正直、言われなければ気づかないようなところかもしれません。

でも、こういう細かな調整を入れておくと、

フチが自然に立ち上がりやすくなって、変なクセも出にくくなります。

結果として、使ったときの違和感が少なくなります。

オーダーメイドで一枚ずつ作っているからこそ、

その形に合わせて、こうした小さな調整を積み重ねています。

目立つ特徴ではないけれど、使うとちゃんと違いが出る部分。

そんなところも大事にしながら、バスタブ型のグランドシートを作っています。

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