「ノルディスクのアスガルド」など ベルテントを過保護張できるタープ

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こんにちは。

当店のオリジナル商品として販売してきました

「ワンポールテントを過保護張りできるテントカバー」カバーピース650

ですが、昨年からは円安の影響もありかなり価格が上がってしまうので海外工場へのオーダーを控えています。

※この商品は「汎用で多くの4M~5mクラスのワンポールテントを過保護張りできる」という商品で好評いただいていた商品です。

新仕様(タープタイプ)でオーダーいただきました。

円安の影響もあり以前と同じ仕様だと5万円超になってしまうので、できるだけ以前と変わらない価格帯で同じような機能の商品ができないか検討していた時に、

以前からカバーピースについてお問合せいただいていたお客様から再度連絡をいただきました。

新しい仕様の原案がありましたのでお伝えしたところそれで作りたいということで、相談しながら仕様の検討を重ねました。

新しい仕様はタープ???

それが今回やっと完成しました!

こちらです。

屋外での試し張りができなかったので、作業場内で撮影したのでちょっと見づらいかもしれないですが・・・

「市販のタープを加工」でコスパ良し

後半の項目で詳しく解説していますが、簡潔にいうと・・・

「市販のタープ(お客様手配品でも当店手配でも可)をワンポールテント過保護張り仕様に加工する」

という仕様に変更しました。

これで価格を抑えることができることもありますが、以前は1サイズでの展開だったのでテントによっては大きすぎるケースもありましたが、お客様のテントにあったタープを加工できるのでより使いやすい商品になっているかと思います。

以前とどこが変わった?

以前のモデルの問題点

カバーとポールとの相性

カバー(旧モデル)はテントに対しては汎用なのですが、ちょうど良く使えるポールの長さが限られていたので、

長めのポールを使う方からは「少し設置がしづらかった」というご意見もありました。

新しい仕様の特徴は?

原型はタープ

新しい仕様は原型が「レクタ(スクエア)タープ」です。

タープを「折る」「引っ張る」ことでワンポールテントをカバーできるよう加工しました。

タープとしても使用できます!

以前のモデルも、センターポールを利用すればタープというかシェルターのような感じで使用できましたが、

通常のタープとしては使えませんでした。

新しい仕様では元の形状はタープなのでタープとしてもお使いいただきます。

ですので雨の日だけの商品ではなく晴れた日でも活用できるようになったのは大きなメリットだと思います。

テントに合わせて調整できる

今回の仕様はカバー自体を調整できるので、お手持ちのポールの長さに合わせて設定できますし、テントの屋根の角度に対しても以前より広範囲に対応できます。

頂点部の補強

ひそかに一番こだわった部分です。

テント中央=テントの頂点部分が当たる箇所

には負荷がかかるので補強が必要なのですが、

今までの経験から補強の仕方によっては逆に弱くなることがあります。

例えば・・・

負荷のかかる方向に対する縫い目の方向やシームテープの貼り方などです。

悩みましたが、縫い目を作らずシームテープだけでテントに接続しています。

更にトップの補強布の内側には「防水性のクッション材」を入れ、タープの生地へかかる負担を極力軽減する仕様になっています。

何度か検証しましたが、テンションがかかっても問題ない結果でした。

目印

※画像の依頼品はカーキを付けています。

また以前の仕様では中央が分かりにくいというご意見がございましたので、今回は頂点部分のみ色を変更します。

補強布の色はタープにもよるのですが同系色の濃色を使用予定です。

生地がベージュの場合は頂点部は茶系となります。

※別途ご指定があれば承ります。

結露と湿度について

コットンテントは結露しづらいテントなのですが、上のようなフライシートに密着するカバーはカバーとテントの間に結露が発生する場合がございます。

また湿度の高い季節にはカバーをすることで室内の湿度が上がりますので、蒸し暑かったという感想もございました。

当店の新仕様のタープではテントに密着せず風が通る仕組みなので湿気もこもりにくく、空気層ができるので断熱効果も期待できます。

新しいモデルにも唯一欠点が・・・

1点だけ欠点といいますか「初回だけ」なのですが、横方向に引っ張るガイロープの長さの設定が必要なのでその手間が少しだけあります。

2回目以降は調整したガイロープをつなげるだけで設置できるのでスムーズにいくと思います。

仕組み

画像のように中央のガイロープを基準に左右に引っ張ることで、タープに角度を付けてワンポールテントをうまくカバーできる形状に変形させます。

左右に引っ張るためのガイロープの取り付けループを各5か所づつ付けていますので、

どこに付けるかによって屋根の角度を変えることができます。

取付位置とロープの長さを固定しておけば2回目以降はつなげるだけで設置できるようになります。

パーツ類

基本は黒を使用いたします。

タープにガイロープが付属する場合はそれと上記の組合せとなります。

パーツの仕様は変更になる場合もございますのでご了承下さい。

注文について

価格を抑えるため、また無駄に新たな資源を使わず、すでにある商品(資源)有効活用のために、当面は「市販されているタープ」の加工販売という形にさせていただきます。

タープは(1)お客様でご用意いただくか、(2)当方の取引先が取り扱っているタープをこちらで手配させていただくかになります。

お客様手配の場合はお手持ちのタープでサイズが合うものがあればそれでも大丈夫ですし、新品でも中古でもサイズがある商品であれば加工可能かと思います。

手配いただく前に一度ご使用のタープについてご連絡いただいて仕様を確認させていただくと確実かと思います。

※中古の場合は生地の劣化が進んでいる場合はお断りさせていただきますのでご了承ください。

加工のみの場合

通常加工費: 17,600円(送料・消費税込)

調整加工と頂点部の補強の加工費(必要なパーツ費用も含みます)

その他にご希望の加工がある場合は別途御見積となります。

※加工はサイズが違ってもほぼ同じ加工となりますので加工費は全サイズ共通となります!

当店でタープも準備した場合

5mサイズベルテント用

5mサイズのワンポールテント用に必要なサイズの6mx8m規格はなかなか販売されていないようですね。

当店では以下の1点のみ手配可能です。

■6x8タープ(タープ単体価格:25,800円)

ポリエステル100% / 300デニール / 6x8m / 約6kg

適合モデル例

ノルディスク:アスガルド19.6やアルフェイム19.6

オガワ:グロッケ16TC

ローベンス:クロンダイクグランデ

画像では分かりにくいですが裏はアルミ張りでシルバーです。

ロゴをどうしても消したい場合・・・

上から別の印刷を入れて消すかそこをカットするか・・・

で対応はできますが別途費用は発生しますのでお問合せくださいm(__)m

価格:加工費17600円+タープ22,812円 合計40,412円

加工+タープセット割引3000円 割引適用合計37,412円

その他のサイズはご相談ください。

4mベルテントの適合サイズ

(アスガルド12.6/グロッケ12/クロンダイクなど)

→5mx6m、6mx6mのタープが適合します。

3mx4m ベドウィンタイプ

(ウトガルド13.2/ローマンDXなど)

→4mx6mのタープが適合します。

※ご依頼いただければこちらでも探してみますのでご遠慮なくご連絡ください>>>

受注生産です

現状は在庫せずに受注生産でないと適正な価格での販売がむずかしいため、グランドシート同様受注いただいてからの製造となります。

オリジナル商品というよりも「市販品のカスタム加工」という立ち位置での販売となります。

アフターサービス

穴あきや破れは修理対応致します。

修理の際は必ず画像が必要になりますので、詳細が分かる画像と全体(破損個所の大きさがわかる画像)をメールに添付してご連絡ください。

ご使用いただきテントによっては不都合な点など出てくるケースもあり得ますので、その場合も再加工を承ります。

まとめ

当方で加工しますので、以前よりも自由度が高く、ご希望に沿った仕様に仕上げることができるようになりました。

使いながら不都合な個所が出てきた場合は再加工も対応可能ですので、お気軽にご相談いただければと思います。

グランピング施設様等でご希望がございましたら別途お御見積させていただきますのでご連絡いただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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