当店はオーダーでグランドシートを製造販売させていただいています。
グランドシートは自作する方もいらっしゃると思いますが、実はトラブルも結構あるようでなぜか当店にご相談をいただきます(^^;
よく自作についてブログやYOUTUBEに掲載されていますが、使った経過や結果どうだったかはなかなか掲載されていません。
でも裏では実は色々と問題もあり、それで一部の方は当店に質問される・・・ということのようです(^^;
ご質問やご相談にはできる範囲で対応はさせていただいているのですが、繁忙期などは対応できない場合もありますので、いただいたご相談を元に今回ブログにまとめてみたいと思います。
目次
グランドシートを型取りする場所が重要!
やろうとしたがうまく型どりできずどうすればきれいに型どりできるかというご質問を多くいただきます。
これは型どりする場所がフラットでないと正確な型どりは難しいです。
なのでまずキャンプ場などで型どりする場合は
「細かいところは気にしない」
「精度は求めない」
という気持ちで臨んだ方が良いと思います。
たまに芝が伸びているキャンプ場がありますが、そういうキャンプ場は避けた方が良いです。
芝の長いキャンプ場はかなりシートが波打ってしまうので、正確に計測もカットもできないので、キャンプで使った時に合わない個所が何か所も出てシートを丸々無駄にしてしまいます。
場所選びはほんとに重要なので地面の状態を事前に問い合わせされることをお勧めします。
グランドシートの自作におすすめの素材。
素材は価格や耐久性を考慮してブルーシートなどのポリエチレン製のシートが一番手軽で良いかと思います。
耐久性・防水性を考えると#3000あたりがおすすめです。
事前準備?
市販品は折り目の跡が結構きつくついているので、可能であれば一度広げてしばらく放置したほうが型どりしやすいかと思います。
最も多い自作トラブルとは?
テープ剥がれ!
自作の場合でも、ほつれやハトメを付けるためにフチを補強する方が多いようで、ミシンは敷居が高いので両面テープで済ませる方が多いようなのですが、これがトラブルの原因になっているケースが一番多いようです。
このポリエチレンという素材はテープや接着剤、塗料などがつきづらい素材です。
防水・強粘着のテープを貼るとその時は付いていても、使っているとはがれてくることが多いようです。
折れ目に要注意
グランドシートは折りたたんだり広げたりするので、折れ目の箇所からはがれてくるケースが多く、さらにその隙間に土や小石が入り込み、はがれた両面テープにくっつき収集がつかなくなってしまいます。
こうなると、使い心地が悪くなり、使うのが嫌になる・・・ということになってしまうようです。
フチの処理のお勧めは?
フチは縫製での処理がベストです。
けど実際難しい方が多いのでテープを採用されるのだと思います。
家庭用ミシンでも縫えると思うのですが、家庭用ミシンはスペックがピンキリなのでミシンによっては生地を補強する箇所や角がミシンによっては縫えないことがあるみたいですね。
ミシンが使えない場合はどうすればよい?
もちろん当店にご依頼下さい!といいたいです(^^;
でも本当にシートづくりに使う時間と、万が一失敗した場合を考えると高くないとおもうんですよね。
ご依頼いただけば当然きっちり仕上げた商品をお届けしますし、何かあった場合には修理やリペアパッチなどにも対応しています。
でも、どうしても自作で済ませたい方もいらっしゃると思います。
その場合はフチはきりっぱなしで、淵ギリギリではなく少し内側にハトメを付けてはどうでしょうか?
手間もかからないですし、ほつれの心配はありますが表からコーティングされた生地ですので、普通の布地のようにすぐにはほつれないはずです。
※濡れたまま保管したりするとときに切り口は劣化しやすいのでそこはご注意ください。
まとめ
結果オーダーしようかな・・・という流れに持っていけると当店としては最高なので、ご検討いただける方は相談だけでも大丈夫ですので一度お気軽にご相談下さい。
表立ってやっていないキャンペーンもたまにやっているので、ご連絡いただければそのあたりも紹介させていただきます。
自作について私個人的には「時間がもったいないな」というのが一番思うところです。
ご連絡いただいた方の話を聞いていると結局1日がかりになってしまったと多くの方が言われます。
1日がかりで満足できる出来であればまだよいですが、1日やってもできなかった、思うような出来ではなかったとなるとその1日デイキャンプで楽しく遊べたのでは???
と思ってしまいます。
通常仕様のグランドシートだけでなく、
前面だけ立上りを付けたい、出入口近くだけ土間にしたいなど個々のお客様のご希望に合わせたシートを作ります。
ぜひご相談お待ちしております!